グランデアモーレ(ヒカルアモーレの10) 第6戦


キャロットクラブ出資愛馬第17号は、憧れの松田博資厩舎。

馬体は私の思う走る馬とは遠いが、1月と早い生まれで父も仕上がり早のネオユニヴァース、早期からデビューしてクラシックに乗って欲しいと願って購入。


初戦は追い切り本数は足りず、叩いて次走程度の状態だったが、断然人気馬アドマイヤドバイを完封して圧勝!!

2戦目の前走札幌2歳S GVはハイレベルなメンバーの中、時計を2.5秒も詰め6着に食い込んだ。

重賞でも十分にやれることを確認。いずれは牝馬限定の重賞の1つは勝てそうに思えた。二の脚は素晴らしく速く、最後も少し仕掛けられたらスッと反応し素晴らしい加速。これは先々楽しみだ。

しかし、出走予定のエリカ賞当日の朝に右寛跛行で出走取り消し。原因はフレグモーネ。そこからなかなか症状が改善されず、右飛節の切開手術を行う。更にそこから約8か月もの休養期間を要し、約1年2か月ぶりに復帰してからは行きたがってかかってしまい500万クラスで大敗続き。非常に難しい面を見せるようになった。

かかってしまうので前走は距離を縮めて馬任せで引っ張らずに(ブレーキをかけずに)気分良く走らせる作戦に。そしてダートへ路線変更。この作戦が奏功し、初ダートにもかかわらず強い内容で優勝!!2勝目を挙げた。

母は芝の重賞4着の実績馬だが、勝ち星は全てダート。ダート適性も十分で将来が楽しみ。


すでに帰厩後3戦しているが、年内もう1走予定。


12月21日 阪神12R 1000万 ダート1400m 混合 定量に出走!!

10着/10番人気。

抜群のスタートに絶好位から王道の競馬。道中もガッチリと折り合い力を出し切っての10着。クラスの壁を感じた。

しかし、1000万クラスはハンデ戦もあるし、本年春に好走したプリュムも軽ハンデを生かして1000万クラスで3着だ4着だと結果を残してくれた。グランデアモーレもハンデ戦なら、そうとう軽い斤量で出走できるだろうし、前に行く先行力があるので、軽いハンデを生かして逃げ粘って欲しい。また、牝馬限定戦ならもっと出番があるはず。

芝の重賞6着馬だし、これだけしっかりと走れるのなら芝の方がいいような気がする。いろいろと選択肢があって楽しみ。

そして最悪1000万クラスでは歯が立たなくても、夏にまた500万クラスに降級できる。引退までにあと1つ勝ってくれればいうことなし。


レース回顧と時計の分析、レース後の北村友一騎手のコメントを掲載。

当日は現地観戦。グランデアモーレに初めて会えて最高!!

写真多数付現地観戦レポート。

(2013年12月30日完結)

2013年12月5日立ち上げ

●前走後在厩にて調整され、次走は12月21日 阪神12Rの予定

 我らが愛馬グランデアモーレはフレグモーネ等で約1年2か月ぶりの出走だった芝の2走はかかってしまいレースにならず大敗しましたが、前走は距離を短縮して馬任せで引っ張らずに走らせるという作戦が奏功し(もちろん、鞍上がここ2走の2年目の菱田裕二騎手、4年目の川須栄彦騎手から8年目の中堅・北村友一騎手に替わったことも非常に大きいですが)、初ダートにもかかわらず500万クラスを優勝!!2勝目を挙げてくれました。

 初ダートでの強い内容から、昇級戦となる次走もどれだけやれるのか期待されます。


 以下は12月4日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

「先週の競馬は、この馬のリズムで運べたのが大きかったですね。使いつつ状態は上がっていたから、結果が出て良かったですよ。今朝から軽くダクだけ乗っていますが、特にダメージはなさそう。カイバ喰いがあまりいいタイプではないので、体調だけ気をつけて調整して、年内もう一度使うつもりでいます」(松田博師)今のところ21日の阪神競馬(3歳上1000万下・ダ1400m)を視野に入れています。

 ということで、すでに帰厩後3戦していますが、在厩のまま調整され年内続戦ということです。次走は12月21日 阪神12R 1000万下 ダート1400m 混合 定量へ出走予定です。

これ以降は2013年12月19日に作成

●追い切り情報(12月19日更新)

前走前 11月27日 栗東CW 稍重馬場 馬なり余力

助手
6F 83.1
5F 65.9
4F 50.8
3F 37.3
1F 12.7[7]



12月11日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 86.0
5F 68.5
4F 52.3
3F 38.7
1F 13.4[9]


12月14日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
5F 66.3
4F 50.9
3F 38.0
1F 13.3[9]


12月18日 栗東CW 稍重馬場 直線強め余力

助手
6F 86.1
5F 68.6
4F 53.4
3F 38.1
1F 12.7[8]
 12月11日、前走後次走へ向けて調教を始められました。使い詰めですし、そんなに頑張って時計を出す必要はありませんね。順調です。
 以下は本日(12月11日)更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。
「今朝はCWコースで追い切りました。前走後、初めて時計になるところをやったということもあって、かなり行きたがるところを見せていました。乗っている助手も、3コーナーあたりから行きたがってしまって抑えるのが大変だったと言っていました。使ってきているので15−15ぐらいでいいと思っていたのですが、行きたがった分ちょっと時計は速くなってしまいました。ただ、無理やり引っ張るというわけではなく、じっと我慢させての時計だし、ムキになっているという感じではありませんでしたからね。前走がスムーズな競馬だったし、同じ距離でどれだけやれるか楽しみですよ」(松田博師)21日の阪神競馬(3歳上1000万下・ダ1400m)に北村友騎手で出走を予定しています。
 ということで、ついに調教でも行きたがってしまっているようです。なんとも難しい馬ですね。鞍上が前走グランデアモーレを勝ち上げてくれた北村友一騎手ということが発表になりました。そりゃ、彼か藤岡佑介騎手がこの馬にとってベストな選択肢ですよね。どのくらいやれるか楽しみですね。

 12月14日、短いですが、11日よりも速い時計で追い切られています。至って順調ですね。こんなに続けて使えるくらい馬が強くなったということが嬉しいですね。

 12月18日、グランデアモーレ的に非常に良い状態ですね。ただ、競馬ブックの評では”手前替えず”ということで、動きは良いですが、相変わらず難しい面を見せているようです。しかし、そこは8年目の中堅の北村友一騎手ですし、上手く導いてくれると信じています。
 以下は12月18日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。
「今朝はCWコースで終い重点に追い切りました。だいぶリラックスして走れていて、全体の時計も86秒ぐらいとちょうどいい感じでしたよ。最後まで馬なり程度でしたが、ラストはきっちり12秒台で上がってきていますし、いい状態をキープできていると言っていいでしょう。カイバ喰いも安定していて体が細く見えないのも心強いですね。逃げにこだわるわけではなく、とにかくこの馬のリズムを崩さないように走れれば昇級戦でも楽しみです」(松田博師)21日の阪神競馬(3歳上1000万下・ダ1400m)に北村友騎手で出走を予定しています。
 松田博資先生をして、昇級戦でも”楽しみ”ということですから、我々も楽しみですね。ここで勝ち負けできるようなら夢が見れますからねぇ。なかなか同期の愛馬フロアクラフトのように500万から1000万の連勝というのは難しいですが、不可能ではないと思います。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。力の出せる良い状態だと思います。どこまでやれるか楽しみですね。

●気になる出馬想定表(12月21日 阪神12R)

出馬想定表 12月21日 阪神12R 1000万下 ダート1400m 混合 定量 
フルゲート16頭 想定数31頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスティンクル
アサクサライジン
アテーナーズブレス 酒井学
アルボナンザ 武幸四郎
オーシャンパワー
キクノグラード 秋山真一郎
グランデアモーレ 北村友一 11/30 500万 中京ダ1400 11 10 B+
コピーライター 幸英明
サトノジョリー 岩田康誠
シゲルオウシザ 国分優作
シゲルケンシン 戸崎圭太
シャッセロール 藤懸貴志
スランジバール ルメール
セイラ 藤田伸二
ソラニー
タガノプリンス
ティズトレメンダス 浜中俊
トウショウロジック 川須栄彦
トキノゲンジ 高倉稜
ドンマネー 後藤浩輝
ハッピーストーリー
ハナズインパルス
ヒルノクオリア 四位洋文
ペストサーパス 藤岡康太
ポップアイコン バルザローナ
ホワイトショウフク
マークスマン
メイショウゲンブ 武幸四郎
モズベラベラ 秋山真一郎
ラパヌイ 藤岡佑介
ロードクラヴィウス 中井裕二

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在31頭が出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”ですから、出走は確実と思われます。

●出馬確定表

出馬確定表 12月21日 阪神12R 1000万下 ダート1400m 混合 定量 出走数16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスティンクル 小林徹弥  3/09 1000万 阪神ダ1800 14 13 11 14
グランデアモーレ 北村友一 11/30 500万 中京ダ1400 11 10 B+
クロムレック 福永祐一 11/24 シャ10特 東京ダ1400 14 13
シゲルケンシン 戸崎圭太 12/01 500万 阪神ダ1400
シャッセロール 藤懸貴志  8/18 500万 函館ダ1000 11
スランジバール ルメール 11/30 500万 中京ダ1200
セイラ 藤田伸二 11/30 1000万 阪神ダ1200 10
ソラニー 武豊 11/17 1000万 東京ダ1600
トウショウロジック 川須栄彦  5/11 1000万 東京ダ1400 10 15 10
ハッピーストーリー 城戸義政 11/03 嵯峨10下 京都ダ1800 16 15 10
ハナズインパルス 小牧太 10/26 1000万 京都ダ1400 11
ペストサーパス 藤岡康太 10/20 1000万 京都ダ1400 14 15
ポップアイコン バルザローナ 11/02 1000万 京都ダ1400
ホワイトショウフク 岩崎翼 10/06 久多10下 京都芝1400 15 16 12 16 15 12
メイショウゲンブ 武幸四郎 10/27 1000万 京都芝1400 14 10
ロードクラヴィウス 中井裕二  5/19 昇竜OP 京都ダ1800 15 14 15

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績

アテーナーガブレス(酒井学騎手予定)、コピーライター(幸英明)、トリニティチャーチ(想定外)、ヒルノクオリア(四位洋文)、マークスマン(騎手未定)が非当選除外。ドンマネー(後藤浩輝)とモズベラベラ(秋山真一郎)が非抽選除外となりました。

その他岩田康誠騎手、浜中俊騎手騎乗予定の馬が回避しました。藤岡佑介騎手騎乗予定の有力馬ラパヌイも回避しました。

●阪神ダート1400mコース解説

 スタート地点は2コーナーの奥のポケットの芝の部分。ただし、芝1800mや芝1400mよりも内側にあり、芝コースの本線とは重ならない。ダート1200mのスタート地点からそのまま左に200m延長したところにある。
 3コーナーまでの距離は542m。内と外では距離が違うが、かなり芝部分を走ることになる。
 テンからペースが厳しくなり、前半の方が確実に流れが速い。ラスト1ハロンのところでグイと13秒台まで時計がかかり、そこでの凌ぎ合いが見もの。
 逃げ馬は苦戦傾向。上位3頭は逃げ、先行馬同士ではなかなか決まらず、1頭は差し馬が突っ込んでくる。そのあたりを考えて馬券作戦を立てたい。
 枠順は揉まれやすい最内が不利。あとはほぼフラットだが、外枠が若干有利なのが特徴。多頭数になった方がその傾向は強い。
 最近はクロフネ、フレンチデピュティといったヴァイスリージェント系の種牡馬の活躍が目立つ。

有利な枠順 最内不利で外有利
有利な脚質 先行
ポイント 先行力、枠順
種牡馬ベスト アフリート、ジェイドロバリー、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、藤田伸二、福永祐一、四位洋文
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分26秒8 1分26秒8 1分26秒5
2歳未勝利 1分26秒7 1分26秒6 1分26秒4 1分25秒4
2歳オープン 1分25秒4 1分25秒8
3歳新馬 1分27秒2 1分26秒9 1分26秒6 1分25秒7
3歳未出走 1分27秒1 1分26秒5 1分27秒2 1分26秒1
3歳未勝利 1分26秒6 1分26秒3 1分25秒8 1分25秒5
3歳500万 1分25秒5 1分26秒0 1分25秒0 1分24秒8
古馬500万 1分25秒3 1分24秒7 1分24秒0 1分24秒7
古馬1000万 1分24秒5 1分24秒6 1分24秒0 1分24秒5
古馬1600万 1分23秒8 1分23秒6 1分24秒1 1分23秒2
古馬オープン 1分23秒3 1分22秒8 1分22秒2 1分22秒2

●騎手は北村友一騎手 ほっさん評価「B+」

 今回のグランデアモーレの鞍上は前走がグランデアモーレ初騎乗でしたが、見事に勝ち上げてくれた頼れる8年目の北村友一騎手です。

 グランデアモーレは非常にコントロールの難しい馬で北海道でのデビューから2戦は難しい馬をコントロールするのは抜群に上手い藤岡佑介騎手が上手くエスコートしていただいて優勝→重賞6着と素晴らしい走りを見せてくれました。しかし、1年2か月の長期休養後は2年目の菱田裕二騎手と4年目の川須栄彦騎手が騎乗して馬を制御できずに大敗。やはり騎手の馬を制御できる能力がこの馬にとっては大きくモノを言います。その点、8年目で300勝を挙げている経験豊富な北村友一騎手は安心できる騎手です。今回もグランデアモーレを上手く制御して能力を引き出して欲しいですね。


 私ほっさん愛馬への騎乗はこれで13回目ですが、なんと言っても明らかに能力の見劣るエクストラシチーを人気薄(7番人気)で勝ちあげてくれたり、500万クラスでも僅差の4着に持ってくるなど素晴らしい騎乗を見せてくれていて、私との相性も13戦2勝と抜群です。格上挑戦の13番人気のバノックバーンを5着まで持って来ていただいたこともありました。度重なる故障がなければもっと勝ち星を挙げている騎手でしょう。


 2013年12月198日現在、中央通算369勝、勝率7.7パーセント、連対率15.2パーセント、GT勝ちはまだありませんが、重賞8勝されています。
 昨年(2012年)は中央54勝で全国騎手リーディングの20位でした。勝率8.3パーセント、連対率17.5パーセントは通算成績を大きく上回りました。しかし、本年(2013年)はここまで51勝、勝率8.1パーセント、連対率15.5パーセントと通算成績並み。リーディング18位となかなかの成績です。



 北村 友一(きたむら ゆういち)は1986年10月3日生まれの27歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターに所属する8年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。障害競走は一度も騎乗しないまま免許を返納している。現在はフリー。

 2006年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得、田島良保厩舎所属騎手としてデビューした。同期には田中博康、的場勇人、千葉直人、黛弘人、田中克典、田村太雅、船曳文士らがいる。初年度は14勝を挙げ中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

 2007年、第1回新潟競馬に於いて11勝(愛馬エクストラシチーによる7番人気での優勝も含む)、2着5回、3着3回の成績で初の開催リーディングジョッキーを獲得。田島良保師とは関係がうまくいかず、9月1日付けでフリーに転身。10月8日京都12Rで走行妨害を受け落馬。当初JRAより頭部外傷と発表されたが、その後の精密検査で右手首骨折が判明。手術を受け年内復帰は絶望視されていたが、12月8日復帰、15日に復帰後初勝利を記録している。この年は初年度の3倍以上となる45勝を挙げた。

 2008年10月4日札幌3Rにて通算100勝を達成、仲の良い藤岡佑介騎手がプラカードを持った。10月18日、デイリー杯2歳ステークスをシェーンヴァルトで制し、デビュー3年目にして重賞競走を初制覇した。また同馬にて翌年の皐月賞・東京優駿に騎乗し4着・6着と結果を残す。この年は53勝と更に勝ち星を伸ばした。

 2009年ミヤビランベリで目黒記念・七夕賞を優勝する等、7月まで39勝を挙げる活躍を見せるも、7月19日札幌12Rにて落馬のため左上腕骨を骨折。プレートを入れる手術の為12月12日の復帰まで長期休養となる。それでもこの年も41勝を挙げている。

 2010年春にはプレートの除去手術を行い1か月ほど戦線離脱。そんな苦労がありながら夏の小倉で10勝を挙げる活躍を見せた。11月6日京都4Rで通算200勝を達成。この年も53勝を挙げている。

 2012年夏の小倉開催では北九州記念に優勝し、JRA通算300勝を達成するなど活躍したことが評価され、小倉ターフ賞を受賞した。


 「着実にステップアップしているものの、技術レベルは今一歩といった印象。頑張って抑え込もうとしているが、まだ持って行かれるシーンが見られる。ダノンヨーヨーなど、かなりのパワーがあって気性の悪い馬に乗ることがあり、なおさら強く感じるのかもしれない。馬を伸ばす迫力は少しずつ強化している。評価できるのは、ロスなく丁寧に、そして展開を考えて乗っていること。2011年の唯一の重賞勝ちはトウカイミステリーに跨がった北九州記念で、ハイペース必至の展開を読んで抑えて脚をタメ、直線で一気に差し込む競馬を演出した。2011年の1番人気馬での成績は[12・2・7・15]。2着が少ない分で連対率は.389と低い数字だが、勝率は.333ある。2〜5番人気で26勝しており、単勝11070円という大きな馬券もあって、単勝回収率は118パーセントと高水準になっている。コース別、芝・ダート別、距離別で目立った偏りはない。音無秀孝厩舎で主戦をつとめており、2011年の連対率は.250。他、大根田裕之、安田隆行、木原一良、松元茂樹など、成績の良い厩舎は多い。レース前の段階でどんな騎乗をするのかを正直に話してくれるので、展開がハマりそうだったら勝負する手がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年)

 ほっさん愛馬での成績 (13戦2勝)

 2007年 2月24日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利      阪神ダ1400m  7着/9番人気
 2007年 5月12日 エクストラシチー   3歳未勝利      新潟ダ1200m  1着/7番人気
 2007年 6月16日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  7着/3番人気
 2007年 6月30日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  4着/7番人気
 2008年11月30日 エクストラシチー   500万下       京都ダ1200m  13着/12番人気
 2009年 6月28日 ペルシステンテ   3歳未勝利      札幌ダ1700m   8着/6番人気
 2011年 7月10日 バノックバーン    3歳未勝利      京都ダ1400m  14着/8番人気
 2011年 8月13日 バノックバーン    3歳未勝利      小倉芝1200m  9着/5番人気
 2011年 8月27日 バノックバーン   500万下 格上挑戦 小倉芝1200m  5着/13番人気
 2011年10月 2日 エイコーンキッド  500万下 格上挑戦 中山ダ1800m 12着/10番人気
 2013年 6月16日 デスティニーシチー 3歳未勝利      函館芝2000m  11着/7番人気
 2013年11月30日 グランデアモーレ  500万下       中京ダ1400m   1着/4番人気
 2013年12月 1日 ハルシュタット    500万下       中京ダ1200m   9着/7番人気

2012年9月15日 阪神9R 甲武特別を10番人気プロフェッサーで勝利し表彰台に上がる北村友一騎手

これ以降は2013年12月20日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ベストサーパスはこのクラスなら実力上位の存在。ここ2走、大敗しているが、立て直した効果は十分。巻き返し可能。決め手上位で阪神も得意なスランジバール、着実に力をつけているセイラも争覇圏。メイショウゲンブも発馬を決めて先行できれば一変可能。」


短評は「波乱含み」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
シゲルケンシン
ベストサーパス △△ △△
メイショウゲンブ
ポップアイコン
スランジバール △△
シャッセロール
セイラ △△
クロムレック
ソラニー
ハナズインパルス
グランデアモーレ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ベストサーパス 4.8
スランジバール 4.9
セイラ 4.9
クロムレック 5.9
ハナズインパルス 8.4
ポップアイコン 10.1
シゲルケンシン 12.3
ソラニー 14.9
グランデアモーレ 16.8
以下20倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グランデアモーレ 75 63 64 75
ベストサーパス 81 81 73 52
スランジバール 81 71 78 80
セイラ 82 76 74 82
クロムレック 85 76 84 71


デイリー馬三郎

本紙の見解

「中間の追い切りで鋭い動きを連発している◎ベストサーパス。過去には現級勝ちがあり、1600万下でもB着がある実力馬。復調ムードで本命に推す。好調期に入った○セイラが相手の筆頭だが、スピードのある▲にも要注意。〈浜口〉」

◎ ベストサーパス
○ セイラ
▲ ソラニー
× スランジバール
☆ ハナズインパルス

以下省略

グランデアモーレは本紙無印(>_<)。

グランデアモーレは全13記者中 ▲(3番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 4記者、無印 7記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グランデアモーレ(1着)

 「レース前からリズムを一番に考えていましたし、ゲートの中でもおとなしくしていたので、その結果ハナに立つ形になりました。ダートの走りも良かったですね。」(北村友一騎手・競馬ブック)

 「ゲート内はおとなしかったですし、いいスタートを切れました。リズム良く運ぶことを考えていましたが、その結果がハナだっただけで、前半から無理せず走れました。ダートの走りも良かったですね。」(北村友一騎手・デイリー馬三郎)

 「ありがとうございました。ここ数戦の内容からとにかくリズムよく運ぶことに徹するようにしました。その結果先頭に立つ形になっただけで、道中のリズムは悪くなかったですよ。ゲートのなかも大人しく大丈夫でしたよ。スタートしてからいくらか右にモタれるところこそありましたが、そこもそれほど気にはならなかったです。ダートの走りもよかったですよ。復帰初勝利で嬉しいです。ありがとうございました」(北村友一騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「2走前は1年以上の休み明けだったから仕方ないとして、前走が案外だったので条件を替えてみましたが、結果を出してくれてホッとしました。この結果を見ればダートがどうこうではないく、無理に引っ張ったりせず、馬の行く気に任せてスムーズに進められたのが一番の勝因でしょう。ジョッキーもうまく乗ってくれました。このあとは、一度放牧を挟むか、あるいは続けて使うにしても芝に戻すかダートで行くかなど、まずは来週乗ってみて状態を確認してからよく考えます」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「下見所ではメンコ。ポンとハナを切ると、キツく来られることもなくマイペース。直線を向いて後続を振り切り、ラスト100メートルあたりで勝負を決めた。ダートも良かったのだろうが、馬の気に任せた積極策も奏功した。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

グランデアモーレ

 「ハミが抜けてスムーズに走れたことが勝因。リラックスできればここでも。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)

 「引っ張るより、前走のように馬任せで運ばせたい。アテにしづらいが、能力は1000万で通じそう。」(松田博資調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 前走初ダートで優勝した昇級戦のグランデアモーレは想定段階ではフルゲート16頭のところに想定数31頭とさすがに年内最終週ということで出たい馬が多かったですが、無事出走にできました。

 ここは1000万クラスですが、随分とメンバーに恵まれ、フロアクラフト同様連勝の可能性もゼロではないと思っています。

 それにしても有力馬が次々と消えました。アテーナーガブレス(酒井学騎手予定)、コピーライター(幸英明)、トリニティチャーチ(想定外)、ヒルノクオリア(四位洋文)、マークスマン(騎手未定)が非当選除外。ドンマネー(後藤浩輝)とモズベラベラ(秋山真一郎)が非抽選除外となりました。その他岩田康誠騎手、浜中俊騎手騎乗予定の馬が回避しました。藤岡佑介騎手騎乗予定の有力馬ラパヌイも回避しました。

 なんとも大チャンスです。このチャンスを生かし切りたいですね。

 ただ、どこまでやれるかは未知なので、掲示板に入ってくれればまずは万々歳ですね。

●当日は口取りの権利を持って現地観戦いたします

 今回で6戦目となる関西馬のグランデアモーレですが、まだ生で見たことがありません。緒戦と2戦目は北海道。3戦目は新潟、4戦目は福島と私の住む関西からあまりにも遠く、前走は簡単に行ける範囲の中京でしたが、休日が合わずに応援に行くことができませんでした。

 ようやく関西圏での出走と私の休みが合いましたので応援に行くことができます。待望のグランデアモーレの馬体や馬っぷりをしっかりと見てきたいと思います。

 また、ラッキーにも14分の10の口取りに当選することができました。もう1頭同日に出走するラフェドフルールも口取りの権利を獲得しました。こちらはちょうど10名の応募で非抽選による当選でした。

 夜トップページの方に簡単に写真等をアップしたいと思います。こちらの本編の方は、ここのところ現地観戦ばかりで更新が滞っていますので、いつアップできるか自信がありません(^_^;)。年末年始にまとまった休みがあるのでそこでなんとかと思っています。

これ以降は2013年12月30日に作成

●パドック

 当日は予定通り愛馬ラフェドフルールとグランデアモーレに遭いに競馬場に行ってきました。写真はすべて撮影順です。


6戦目にして初めて生で見る愛馬グランデアモーレ。



いつも言っているように芦毛の馬は分かりづらいのですが、グランデアモーレもそんなに凄い馬体とは思えませんでした。



関東から遠征のキャロ馬にして高額馬のクロムレック。こちらは筋肉隆々ですんごい馬体でした。やっぱ値段の差かなぁ〜。



とまーれーのあと。松田博資御大は同日中山競馬場で行われる中山大障害JGTに管理するバアゼルリバーが断然の1番人気で登場するので、もちろん期待薄の阪神にはいらっしゃいません。この時間帯ですと、すでに中山大障害は結果が出ていますから、おそらく大きくうなだれておられる頃でしょう(爆)。



悲しい瞳で見ているよぉ〜。おっと、この歌は縁起が悪いですね。



前走初ダートで圧勝したグランデアモーレですから、我々保護者は期待が大きいのですが、世間様は10番人気(それでもこの時点で18.2倍とそれなりに売れている)に指示し低い評価となります。もっとも大外枠はいただけないですよね。前走も枠が外なら結果は違っていたと思いますし。

●本馬場入場


前走で騎乗していたのでパドックには北村友一騎手はこられませんでしたから、本馬場に出てくるタイミングを待っていました。



私は荷物になるので脚立を持っていませんから、ラチが邪魔になるんですよね。



ターンして加速するグランデアモーレ。



前走優勝の立役者・北村友一騎手。今回も頼むぞ!!

●レース 

 大外枠で懸念された我らが愛馬グランデアモーレですが、抜群のスタートを切ります。さすがに芝でも走れる馬ですから、芝スタートのコースはいいですね。そのまま無理して前に行かず馬なりで6番手の絶好位につけます。課題の折り合いも抜群で、現地では「勝ったか?」と思って見ていました。

 4角でもスッーと外から先頭を射程圏内に入れて上がって行き、抜群の手応えでさあ!というところでジリジリとしか伸びずに逆に後ろから来た馬にアッサリ交わされて10着。勝ったソラニーはハナでしたから、やはり前走同様ハナを叩いた方が良かったのかも知れません。

 ただ、最後までしっかりと走っていて、力は出せたと思いますし、北村友一騎手は騎乗ぶりは満点だったと思います。

●時計の評価

 今回のグランデアモーレの走破時計は1分24秒4重馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは重不良馬場で1分23秒0でした。勝ち馬の時計が1分23秒4でそれ自体、専門誌の推定タイムよりも遅いわけですが、グランデアモーレは更にそこから1秒も遅れを取り、力不足を露呈しました。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グランデアモーレ(10着)

 「楽に自分のリズムで走ることはできたのですが、直線半ばで急に手応えがなくなってしまいました。今日は大外枠ということも影響しましたし、前走がスムーズすぎたということもあります。こういう競馬に慣れさせていけば、また違う結果が出ると思います」(北村友一騎手・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 特別出走手当の398000円が25000円減額されます(8着以降だったので)ので373000円。1口で割りますと、870円程度になると思われます。

●今後の展望

 勝った前走は牝馬限定戦でしたし、今回は牡馬との一戦。力を出し切っての10着でしたから、さすがに1000万クラスでは厳しい気がしましたが、1000万クラスにはハンデ戦がありますし、本年春に好走したプリュムも軽ハンデを生かして1000万クラスで3着だ4着だと結果を残してくれました。グランデアモーレもハンデ戦なら、そうとう軽い斤量で出走できるでしょうし、前に行く先行力がありますから、軽いハンデを生かして逃げ粘って欲しいですね。また、牝馬限定戦ならもっと出番があると思います。

 また、芝の重賞6着馬ですし、これだけしっかりと走れるのなら芝の方がいいような気がします。いろいろと選択肢があって楽しみですね。

 そして最悪1000万クラスでは歯が立たなくても、夏にまた500万クラスに降級できますし、来年は1つとにかく勝ちたいですね。

●最後に

 前走が初ダートでの優勝でしたから、ダートで2戦目となる今回、昇級戦ながらどれだけやれるのかと期待していましたが、結果的に力を出し切っての10着と差を見せつけられました。しかし、私が望む”安価で2、3勝できる馬”という条件をもうクリアしてくれている功労馬ですし、これ以上多くを望むものでもありません。あとは降級してから引退までにもう1勝程度に考えております。

 グランデアモーレは関西馬ながら、過去5戦1度も遭うことができずに歯がゆい思いをしていましたが、ようやく遭うことができました。馬体を見ても、レース内容を見ても、ダートでは少なくとも1000万クラスの突破は難しいかな?と思われましたが、まだたったの6戦。いずれ1000万クラスでも大駆けしてくれることを夢見て応援し続けます。

 とにかく降級してから引退までの2年間で1つ勝ちたいですね。

 すでに2つ勝ってくれているし、引退まで無事に走り抜いてくれれば十分です。負けても負けてもどんどん使って数を走らせて欲しいですね。

 頑張れ愛馬グランデアモーレ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年12月5日立ち上げ 11日、19日、20日、30日加筆
グランデアモーレの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年11月30日 第5戦 500万下 中京ダ1400m (1着/4番人気)

2013年11月10日 第4戦 西郷特別 500万下 福島芝1800m (11着/7番人気)

2013年10月20日 第3戦 鳥屋野特別 500万下 新潟芝1600m (10着/7番人気)

2012年 9月 1日 第2戦 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m (6着/10番人気)

2012年 7月29日 デビュー戦 2歳新馬 札幌芝1800m (1着/5番人気) 

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